いわゆる「やきもの」と呼ばれる「陶磁器」には「陶器」と「磁器」があり、砥部焼は、その「磁器」にあたります。
「陶器」は土を原材料に比較的低い温度で焼かれるのに対し、「磁器」は石を原材料に高温で焼いてつくられるといった製法の違いがあることから、「陶器」は吸水性が高く、シミやカビを防ぐためのお手入れが必要になりますが、「磁器」は特別なお手入れは不要、取り扱いが簡単で耐久性があるため、日常で使いやすい器といえます。
それでは、具体的に砥部焼はどのようにお手入れすればよいか、その方法をご紹介します。
使いはじめ
特別な準備は必要ありません。きれいに洗えばすぐに使えます。
洗いかた
- 食器用洗剤で洗えます。
- 食洗機も使えます。
- 取れにくい汚れには、台所用漂白剤が使えます。つけ置き洗いもできます。
- 釉薬がかかっていない(ざらざらしている)部分は汚れやすいので、よく洗ってください。
- 金属たわしを使うと表面に細かなひびがはいることがあるので、お避けください。
使いかた
- 電子レンジはほとんどの器で使えます。(金彩が入ったものは不可)
- オーブンでの利用は、あまりおすすめしておりません。下絵付けのみのお皿で使える器もありますが、「オーブン皿」のようにオーブンでの使用を前提した器以外は、破損する可能性があります。
※ TOBEYAでお取り扱いしている器については、それぞれの器のご紹介ページにオーブンの使用可否を記載しています。ご参照ください。 - 急激な温度変化はひびや破損のおそれがありますので、お避けください。
- 例1)オーブンに入れていたお皿に取り出してすぐ水をかける
- 例2)ご飯を入れて冷凍庫に入れていたお茶碗をそのまますぐに電子レンジに入れる